長かったような
短かったような。
そんな10年
うまい人生の送り方なんて知らない私
そもそも『人生』って?
『仕事』って?
人の繋がり
自分の立場
それによっての行動、周りからの見え方。
そして
『感謝の仕方』
とても考えさせられた10年だったんじゃないかと思います。
沢山の葛藤や憤りを感じた時もありました。
沢山怒られ、失敗して、間違いも何度も犯しました。
未だに私自身未完成で未熟です。
10年前の私にはそんなこと知る由もなく
1年目の私が当時思ったことは
『遠い未来の話』ってこと。
それが1年目の私。
ただ、「自分」を探して。毎日必死で悲観的な20歳。
よく
「なんで美容師になりたいって思ったの?」なんて聞かれます
学生の私は
ただただ
芸能界に憧れ
そんな憧れに
「果たして私には何か取り柄があるのか?」っと思ったら
歌がうまいわけじゃない
スタイルが良くて顔がいいわけじゃない
じゃなにか?特技があるの?
って思ったら
なんもねーじゃん。ってことで断念。
ただ
学生時代ずっと接客業を好んでしてた私は
『人に接する仕事には就きたい』っと思い
就職難な時代でもあった為
『手には職をつけたい』っと考え
芸能界には入れないけど、それに携われる仕事って?
っと悩み
『おしゃれ、流行、個性、自由』というものに取り憑かれるように執着し
制服と校則に縛られてた学生時代
『ヘアスタイルは唯一自己表現が出来る』
っと思いつき
それが『美容師になりたい』っというところに行きたった訳です。
今思えば
へぇー。って感じですが
そんな感じ。
まっ。
ただただ
人に囲まれて人に恵まれたい。
そんな感じ。
『辞めます』と言って3年?
お客様に告知して半年
ラスト
1ヶ月。。。。
時間が足りなすぎました。
沢山のお客さまにご来店頂きましたが
まだ話し足りない、接し足りない。
足りない、足りない。
バタバタとアタフタと
実感の湧かないまま最終日。
気が付いたら10年経ってました。
最終日
駆け付けてくれたお客様
カットは出来ないけど顔だけでも出してくれた方、結婚式みたいなケーキを宅配してくれた方も。
私が最後って事で駆け付けてくれたディーラーさんやカメラマンさん。
営業後、わざわざ私の「五郎行ってらっしゃい」Tシャツ来て遊びに来てくれたら他店の先輩達。
そして、最後まで私に付き合ってくれたオアズスタッフのみんな。
感謝がうまく伝えられない私にとっては
『ありがとう』が上手く言えませんが
本当にありがとうございました。
最後に
うちの店の下っ端が丹念に作ってくれたみんなの寄せ書ノート。
お客様とのツーショットをデコって貼ってくれてて本当に嬉しい。
宝物をプレゼントしていただきました。
ただ、私が「本当に嬉しい」っと言ったら嘘っぽいと言われましたが笑
とにかく
みなさま。私と出逢っていただいてありがとうございました。
これが最後ではなく、また。お会いしましょう。
(たまにブログ更新しまーす。)
オアズ副店長 五郎
see you again